最近商社株が伸びてきていてだいぶ回復してきました。
まだ、アークランズで損した分は取り返せてませんが、いい感じに乗れてきた感じがします。
経済産業省は2023年の夏頃、水素アンモニア課を新設するそうです。ますます水素社会への流れが加速しそうです。今後に期待です。
3月といえば多くの会社で配当の権利が得られる時期です。初心者の方もいらっしゃるかもしれませんので配当について少し話します。配当とは会社にある現金を株主に還元する行為です。
どうやったらもらえるかですが、それは権利日に株を持っていることです。2023年の3月の権利日は3月29日です。3月29日に持っていれば3月30日に売ってしまっても配当をもらえます。この権利日の次の日のことを権利落ち日と言います。権利落ち日には配当の分だけ株価が下がることが多いです。
なぜなのか?
それでは少し例を挙げて説明します。
100万円の資産をもつ会社が月に10万円の利益を出すと仮定します。そうすると1年で100万円の資産と120万円の現金が手に入ります。これを株券として売った場合、単純に考えれば220万円の価値があります。あなたは昨日この権利を220万円で買おうと思ってました。しかし、今日買おうと思ったらオーナーが20万円を現金で引き出していました。これが配当です。あなたは今日買うのであれば200万円じゃなければ嫌ですよね。本来、超短期で見たら配当の分だけ株価が下がらないとおかしいのです。
実際はそうなる事も多いのですが、配当は2%や3%のことが多いので、これくらいの値動きなら日常的に起こっていることです。仮に配当権利日と落日の差を利用して儲けようとしても先ほどの例ですと配当は二ヶ月分の利益なので二ヶ月以内に買い戻さないと損をします。一旦売った人もすぐに買い戻してきますので実際はそんなに下がることはないです。
結論としては配当権利日は何もしないのが正解です。