みなさんお疲れ様です。
今月9日に第二四半期の決算短信が発表されました。
昨日17日説明資料が公開されたので少しお話しします。（これが出るの待ってました）
資料は岩谷産業のものを使用します。
まずはハイライトです。
今回は円安とLPガスの価格低下でかなりの減益を覚悟してたのですが、純利益も微減とかなり良い内容ではないかと感じました。
LPガス売買には特殊な性質があります。
・輸入価格は販売価格に転化できる。
・輸入から販売までタイムラグがある。
これが市況要因と呼ばれるものです。長い目で見れば行って来いなのでそれほど神経質にならなくても良いと思います。しかし、減益っていうフレーズにはそれなりの影響力があるので多少株価に影響します。
まずは売上高です。予想通り総合エネルギー分野は減益です。しかし、産業ガス機械部門がそのマイナスをカバーしています。
営業利益を見てみるとなんと売上がマイナスだったマテリアル部門、その他もプラスになっております。コスト削減に取り組んだんでしょうか？
それでは水素事業はどうでしょう？営業利益ベースで5億円程度のプラスです。
水素はまだインフラ整備の段階なのでまだまだこれからですね。
まとめ
今回の中間決算では大きな動きはありませんでした。
世界的には水素社会に向けた動きが加速しております。その辺は別の記事で紹介していきたいと思います。今、日本は水素の先端グループにいますが、後続グループに追い抜かれないようにアドバンテージを保ち続けてほしいです。世界は必ず水素社会になります（水素オンリーではないですよ）絶対です。水素は燃料であり電池なのです。既存事業も安定してますので、これからの水素事業に期待しましょう。
