20241020 台湾有事について

雑記

お疲れ様です。

来週は衆院選ですね。石破政権にNOを突きつけるためにも投票しなくては思ってますが、どこにしようか悩み中です。

10月5日のブログでもお話ししたとおり、台湾有事が現実味を帯びてきています。感覚的なものですが年内に発生する確率は40%くらいと思っています。特に日本が石破さん、アメリカがハリスになったらかなり危ないと思います。トランプになればうまくやってくれるのではないかと思います。

そんな中14日に中国が大規模軍事演習をしました。これは完全に日本とアメリカが舐められています。こちらの様子を伺ってます。今回あまり強く抗議しなかったので中国はいけると思っているでしょう。

万が一中国が台湾に侵攻したとして日本が手を出せるか微妙です。日本が手を出す時は沖縄周辺の小島に対して中国が手を出してきた時でしょう。

そもそもなぜ中国は台湾を統一したいと思っているのでしょうか?

ここからは台湾のことをよく知っている人には当たり前の内容なので飛ばしてください。

中国の軍隊は人民解放軍と呼ばれています。

誰から解放するのって思いませんか???

そう台湾なんです。

何を言ってるのと思う人がいると思いますが、歴史を少し遡ります。

第二次世界大戦中台湾は日本の統治下にあったのはご存知と思います。美談ばかり語られますが、その当時は武力衝突などもあり、親日ではなかったように考えています。約50年ほど日本の統治があり、みなさんご存知の通り日本は敗戦し、台湾は宙ぶらりんになります。

終戦直後中国を収めていたのは蒋介石率いる国民党でした。戦後のどさくさに紛れてソ連が毛沢東率いる中国共産党を支援し国民党に対して猛攻を仕掛けます。つまり、中国国民を国民党から解放する軍なのです。国民党はどんどん追いやられ最後に逃げたのが台湾なのです。

台湾はその後中国共産党の侵攻を防ぎきり、現在の台湾になっているのです。

蒋介石は日本にも留学した経験があり大日本帝国陸軍にいたこともあります。

話を戻すと現在の中国はソ連(ロシア)の傀儡政権なのです。台湾からしたら台湾も中国ではあるが中国本土を共産党に取られたという認識なのです。だからといって今の台湾は中国を統一しようとは考えているわけではないです。

戦後から1971年まで国連における中国の代表は台湾であり中華民国でした。しかし米ソ冷戦時にソ連の圧力に屈する形で代表権が台湾から中華人民共和国に移ります。その後台湾を国として認めるかの議論が現在まで続いています。

それを考えれば台湾問題が尖閣諸島や竹島問題とはレベルの違うアメリカとロシアの戦争であることがわかると思います。そして、台湾はその最前線基地であり日本は最前線の後方支援基地なのです。ですから米軍の戦力は沖縄にあんなに偏っているのです。台湾が中国に落ちれば日本が最前線基地になります。ですから台湾有事は日本有事なのです。日本がやるべきことはインドと手を組むことです。インドは核保有国であり、中国との関係も良くありません。中国の下面を抑えてもらえると心強いです。

最後に台湾はなぜ親日なのかについてですが、YouTubeで当時のお年寄りから話を聞くというやつを何個か見たのですが、日本統治時代の当時は良いも悪いもないようなイメージです。終戦後、日本から解放されたと思ったら、本土から国民党がやってきて支配されましたが、その当時、台湾は日本の施策もあり近代化してました。そこに(当時)文化的に劣り、汚職まみれの本土の人間(国民党の幹部)が入ってきたそうです。それだったら日本統治時代の方が良かったなってことみたいです。その後は中国共産党と対立する形で同じ西側諸国として親近感が沸いているのだと思います。ですから、台湾が単純に親日だと思うとそうでない人もいるかもしれないってことに気をつけた方が良いです。

中国関係はまた進展があったら発信します。

 

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