20250112 2025年始動 USスチール他

投資日記

2025年が始まりました。

USスチール買収騒動について

大発会(最初の取引)は下げて始まりましたね。それでも何とか横ばいで推移しています。トピックスとしてはやはり新日鉄のUSスチール買収騒動でしょうか。

契約の段になってそれはないよって思います。違約金が発生しますから。

新日鉄はいつでも貧乏くじを引かされてしまいます。韓国のポスコに技術供与をした挙句、技術は盗まれちゃうし中国に技術供与すれば政府が補助金出しまくり強烈なダンピングされちゃうし・・・・。

今回の件は誰得なのでしょうか?確かにトランプが中国からの鉄鋼に関税をがっつりかければある程度は回復するかもしれませんがそれだけで建て直せるのでしょうか?今回買収に反対してたのは全米鉄鋼労働組合(USW)な訳で、健全な理由でしょうか?

例えば、5大商社に勤めていたとして、その中の1社の経営が芳しくないとします。その1社が外資の力を借りて建て直そうとしているとします。確かに日本ののうはうが漏れてしまうという危険性はあるとしても他の4社にとってみれば潰れてくれればその分取り分が増えるわけです。つまり、労働組合でありながらUSスチールの破綻を望んでいる人が結構いるのではないかと思ってしまいます。

とはいうものの鉄鋼業は半導体と同様に産業の要ですから特に日本のような自動車産業や工作機械が産業の中心の国ではなおさらです。

ここで鉄鋼業界についての勢力図についてお伝えします。

世界鉄鋼協会の2023年までのデータです。(2024年はまだアップデートされてませんでした)

これを見ると中国が圧倒的です。会社別で見ると2位のミタル社はオランダの会社ですが国別では出てきません。これはインドで製造しているからです。
国別では日本とアメリカが同じくらいですが、それでも中国の10分の1です。日本とアメリカで揉めてる場合じゃないのがわかりますよね。USスチールのCEOが今回の買収失敗で一番喜んでいるのは中国だと言った意味がわかると思います。
生産量では敵わないかもしれませんが特殊鋼の分野は日米連携して死守すべきです。
日銀の金融政策決定会合について
次回の金融政策決定会合は1月23〜24日です。そろそろ利上げがあってもおかしくないと思います。
石破さんが何か示唆するか・・・?ですね。個人的には無理して利上げしなくて良いと思います。利上げしたらこの前みたいなショックが起きないとも限りませんからね。
1月はここだけ気をつけておいてください。
ユニクロ急落
金曜日はユニクロが急落しました。3,400円、6.53%の下げです。ユニクロは値嵩株(一株あたりの値段が大きい:時価総額が大きいこととは別)なので指数に与える影響が大きいので勘弁してほしいです。
第一四半期の決算があったみたいです。
いいじゃん。これでダメなの?
それでもユニクロは日銀のせいでPBR約7倍、PER約39倍まで買われていますから、超絶割高水準です。私もユニクロの売り上げに貢献しているので強くは言えませんが、それでも高い。
ポジション確認
日本ドライケミカルが落ちてきたので少し売って、三菱商事と岩谷産業を再び書い始めました。
三菱商事は去年の夏まで絶好調でそこからかなり売り込まれました。
PBR1.06倍、PER10.56倍です。そろそろ底が見えてきたのではないかと思い書いました。
岩谷産業もそろそろ良いのではないかと思い少し書い始めました。
*NTTは遊びで買ってるだけなので推奨ではありません。(紛らわしいから売っちゃおうかな?)
それではまた。
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