今日は1945年8月6日の原爆投下から78年目になります。原爆を製造および使用してはいけないということは当たり前なので今回は別の視点で考えてみることにします。
最初に原爆が使用されたのは「長崎」です。意外なことにこの時の原爆の材料は「ウラン」ではなく「プルトニウム」です。なぜそうなったのかについてご説明します。世の中の物質は陽子の数で原子が決まります。水素から始まって、スイヘーリーベー・・・・というやつです。「ウラン」は92番目にあたります。中性子と呼ばれるものが(細かいことは省略します)143個のものと146個のものがあります。前者は「ウラン235」(92+143=235)と呼ばれており、後者は「ウラン238」と呼ばれております。原爆の材料としてすぐに使用できるのは「ウラン235」なのですが自然のウランのうちほとんどが「ウラン238」で「ウラン235」は0.7%程度しか含まれていません。じゃあどうするか?
濃縮するんです。
濃縮って言っても固体ですからそう簡単に濃縮できません。実際濃縮には大きな部屋を何個も使ってフワフワ漂わせながら分離していきます。これをある程度集めて臨界点(自然に爆発が起こること)の量まで集めます。それを2個に分けて置いて直前でガッチャンコします。これが「長崎」の原爆です。
「ウラン238」は使えないのか?
そこでこの「ウラン238」に中性子を当てるんです。そうすると中性子が取り込まれて「ウラン239」になります。この「ウラン239」はベータ崩壊という現象を経て「プルトニウム239」になります。ベータ崩壊って謎ですよね。
この「プルトニウム239」は直ぐに原爆の材料として使えます。爆縮レンズというTNT爆弾で押し固めて無理やり臨界点に持っていくというやり方です。この爆縮レンズの設計をしたのがあの有名な「ノイマン」です。ということでプルトニウムを使った方が原爆は作りやすいのです。ですので広島にはプルトニウム爆弾が使用されたのです。
今までの流れでお気づきかもしれませんが、プルトニウム=原爆の最適な材料なのです。つまり政府が原発を完全に廃止しないのはプルトニウムを持っていることをアピールするためだと思います。おそらく原爆を作るための部品は揃っているでしょう。いざという時は組み上げれば良い状態と思います。
原発問題は単純なエネルギー問題で片付く問題じゃないんです。
ここからは推察と都市伝説が含まれますのでエビデンスがないことをあらかじめお断りしておきます。
元々、「ウラン235」を使った原爆を開発していたことから、当初の目的は最初から長崎にあったのではないかと思います。
それはなぜでしょうか?
終戦間近、日本は欧米、ロシア、中国で分割統治される構想があったようです。実際そうなってたら大変なことになっていたと思います。
私がアメリカの立場だとして、終戦が目的だったら横須賀などの基地や東京や大阪といった大都市を狙うはずです。
長崎に原爆を落とした理由はイエズス会を叩くためと考えれば納得できます。
長崎は「出島」があったところでイエズス会の拠点でもあります。織田信長(彼もイエズス会の人間=バチカンの人間で本能寺の後、明智光秀に後を任せバチカンに帰ったという説もあります)にはじまり、明治維新にいたるまで、近代日本の原型を描いていたのはイエズス会です。
アメリカのユダヤ人(新しくユダヤ人となった人達)はイエズス会に手出し無用の脅しをかけたわけです。
日本とユダヤの関係については過去の記事を見てください(何回かに分けています)