石破さんが新総裁に決まってから1週間経ちました。
一つ私が見誤っていたことがあります。
石破さんは頑固でも信念がある人でもないということです。まぁよくも1週間でこんなにコロコロ意見を変えれるなぁと逆に感心してしまいます。
選挙前まではこの調子でのらりくらりといきそうな気がしています。
前回の戦略では選挙後4つのパターンを考えました。
石破さんが態度を変えたことで選挙で大敗までは行かないと思います。野党にとってはせっかくのチャンスなのにどの党も目立った動きはないです。私なら連立を組んででも自民党を倒す千載一遇のチャンスと思いますけどね。
とりあえずは選挙の結果次第でしょうけれども、大きく議席を減らすことがなければ石破政権で行くような気がしております。1年くらいは持つかもしれません。この辺はどうなるかわからないので選挙の結果を含め流動的に判断していきたいと思います。
それを踏まえて戦略を見直しました。
今後の戦略
利上げについて
とりあえず、直近で利上げについてはできなそうです。しかし、ロイター通信が3日にIMFのコザック報道官がインフレ見通しに沿って政策金利を段階的に引き上げていくべきという助言を出しているのでそのうち利上げがあるかもしれません。
アメリカの9月の雇用統計が発表され、先月より多かったのでFRBの利下げは急がないのではという観測のようです。それを受けて円安が進んでいるみたいです。月曜日は円安、株高の流れになりそうです。
しかし、アメリカはリセッション入りしているので利下げを継続していくでしょう。ですので金利差は徐々に縮まっていくと思います。
新たな国策について
自民党は4日の総務会で衆院選の公約案を了承したそうです。6本柱だそうです(鬼滅じゃないんだから柱多すぎ)
1.ルールを守る
2.暮らしを守る
3.国を守る
4.未来を守る
5.地方を守る
6.新たな時代を切り開く
以上が6本柱だそうです。
その中でも注目したいのが、電気・ガス料金や燃料費の高騰対策を盛り込むとのことです。どのような形で対策されるのかは不明ですが、おそらく補助金のようなものが出るのではないかと思います。こちらは岩谷産業にとって良い流れと思います。
もう一つ注目しているのが防災対策です。赤澤経済再生担当大臣が2026年の防災庁設立に向けて動き出しています。いずれは庁から省に格上げされるでしょう。この流れは自民党総裁が変わっても政権が変わっても止まらないでしょう。3月にスクリーニングしていた銘柄の中から、日本ドライケミカルとホーチキを買い始めています。
国策に売りなしです。
国際情勢について
やはり気になるのはイスラエル情勢ですね。これだけ好き勝手やっても国際的に(あまり)非難されないのですから、今のイスラエルに住むユダヤ教を信じていユダヤ人に対して気を使ってるのか国際的な影響力が強いのかわかりませんが、一線を越えれば世界大戦に発展しかねないので要注意です。我々日本人も民族としてのユダヤ人としてなんとかできないかと思うところです。
中国については大規模金融緩和がありましたね。これで直近の暴落が防がれた感はあります。やはり気になるのは台湾有事です。みなさん気を抜いていると思いますが、今が一番危ない時期なのです。それは日米が混乱している時期だからです。
石破さんでは何も決められないでしょう。残るはアメリカですが、トランプが当選すれば抑止力になります。もし、ハリスが当選することになれば悲惨です。みなさんはハリスについてあまり知らないかもしれませんが、アメリカ版石破さんです。原稿がなければ喋れませんし自分の意見はほとんどないです。
このタイミングは中国にとって絶好のチャンスです。むしろここを逃したら台湾を攻める機会はしばらくないでしょう。
ですのでアメリカの大統領選直後の混乱に乗じて台湾有事が起こる可能性は結構あると思っています。
直近の戦略
日本にも世界的にもショックの火種があちこちにありますし、火薬も満タンです。いつショックが起きてもおかしくない状況ですが、先ほども挙げました通り個別では上げる要素もあります。
引き続き個別を買いつつ225(日経平均のインデックス)の空売りを使いながらリスクヘッジしていきたいと思います。
要は指数より個別で良い成績を出せれば勝てるということです。
リスクがなくなれば225も買っていきます。
戦略は流動的に変えていきますので、もし参考にされてましたらこまめにチェックしてもらえると助かります。
ポジション確認
現物
ホーチキ、岩谷産業、リオンを少し買いました。
信用
225を少し売り増ししました。
それではまた。