今日は少しフィリピン株について調べてみたいと思います。
上々銘柄数
約270です。日本の上場銘柄数が約3,800ですから約10分の1です。
指数銘柄
これはあまり聞きなれない人もいるかもしれませんが、各市場で選抜された銘柄があります。日本で言うと日経平均株価というものが有名です。これは日本経済新聞社が選抜した225銘柄の平均です。これも色々と問題があって値嵩株(ねがさかぶ)に引っ張られてしまうことがあります。1株あたりの値段が高いやつです。有名なのは、ユニクロ、ファナック、ソフトバンクです。これらの株が大きく動くと日経平均株価は大きく動いてしまいます。3,800社から選び抜かれた225社の中のさらに3社です。なんだかなって感じですよね。最近はTOPIXなども使われますが、やはり日経平均株価ってみんな大好きですよね。
アメリカだとダウ平均株価が有名です。これも日経平均株価と似ていてダウジョーンズ社が選んだ銘柄です。ダウには3種類あります。工業30種、輸送20種、公共事業15種です。我々がダウ平均というのは工業30種を指します。工業30種と言っても、アップルやコカコーラ、VISAなんかも入っており何が工業なんだって感じです。それは常にダウがピッカピカの銘柄30種に入れ替えてるからなんです。S &P500についてもスタンダード&プアーズ社(今はダウジョーンズ社に合併)の選んだ500銘柄なのです。よく日経平均株価とダウが比べられ、アメリカの株式は常に上昇しているなんてことがいわれますけどそんだけスター選手集めて常に入れ替えてりゃそうなるよって思います。ですのであんまり比べないほうが良いです。
余談はこのくらいにして、フィリピンに話を戻します。
フィリピンの総合指数(PSE Composite Index)は通称PSEiと呼ばれています。銘柄構成数は30です。今日の終値は6362.30ペソでした。過去はどのくらいだったかというと、1980年は約250ペソ、1990年は約650ペソ、2000年は約1500ペソ、2010年は約4200ペソです。
こう見ると驚異的なスピードで上昇していますね。
何を買ったらいいのか?
今日、指数の話をしたのはインデックスファンドを検討するためです。証券会社が売っているフィリピン株のインデックスファンドの意味を理解するためです。いわゆる投資信託ですね。我々個人では30銘柄買うのは大変ですよね(フィリピン株だと買えちゃうんですけど、日本株はまず無理)なので証券会社がまとめて買って個人に分けるんです。これが投資信託です。しかし、この投資信託の維持費がバカにならないんです。しかも銘柄を対して厳選しているわけでもないので玉石混交です。維持費が多いことと銘柄が微妙なこともあって結構投資信託で損する人って多いんですよね。あとはETFと言って株のように変えるインデックスファンドもあります。PSEiも対象でSBI証券や楽天証券から買えます。(私は株ドットコム証券なので買えませんが)しかし、ETFにも維持費がかかるんですよね。それでもいいっちゃいいんですけど芸がないっていうか。
個人的には直接個別銘柄を買うのがいいのではないかなと考えています。どうやったら買えるのか、どんな銘柄を買ったらいいのかちょっと研究してみます。
それでは今日はこのくらいで。