日本の富は日本にある そしてエネルギー革命

経済の流れ
実は日本は内需主導の国

みなさん、日本がかつて高度経済成長と言われていた時代、バブルと呼ばれていた時代、世界中の富を集めて日本は繁栄していたと思っていませんでしょうか?確かに100%ないかって言われるとそうとは言い切れませんが、現在、日本のGDPの輸出依存度は18%くらいしかありません。バブルの時代は逆に10%前半だったのです。つまり日本は海外に物を売る一方で内需を物凄く拡大させていたのです。

ちなみにドイツは40%を超えてます。しかも単一通貨ユーロですよね。これは近々ユーロが崩壊することを示唆しています。この、ユーロが抱える問題点については今度時間をかけて解説していきたいと思います。

話を戻すと、日本は内需の国なのです。外国から買わなくてはいけないのはエネルギーや資源だけなのです。自動車からビルから船や飛行機までなんでも作れます。食料も買ってますがエネルギーがあれば作れます。雨も降るしある程度温暖な気候なのですから。食糧の問題も実はエネルギーの問題に置き換えることもできます。現代農業では肥料から畑を耕すところまで化石燃料に頼らなくてはいないからです。

日本が豊かになる方法はただ一つ、エネルギーフリーになることなのです。エネルギーフリーになってジャンジャン国内消費すれば良いのです。

繰り返しますが、だいたいのものはなんでも作れる国なのですから。(今のところ)

最近は原油高ですがこれはある意味チャンスなのかもと思います。これまでは原油が安すぎたのです。中東で石油掘ってるだけの人が我々より豊かなのって不公平じゃないですか?

最近、海外にものが売れないからって悲観的になっている論調が多いですが、内需が縮小していることにこそ焦点を当てるべきです。

循環型エネルギー

これからはフリーエネルギーの時代です。太陽光発電も良いのですが、地面は作物を作るのに使った方が良いと思いますし、あれって廃棄する時に有害な金属が多いんですよね。

風力発電もなかなか良いですね。海沿いに行けばかなりの確率で強風が吹いてます。

地熱発電も良いですね。(場所は限られますが、山に行けばだいたいどこでも温泉あるので)

今日紹介したいのは海洋温度差発電です。そんなの知ってるよって人がいたらすいません。

海洋温度差発電

最近まで知らなかったのですが、海洋温度差発電なるものがあるようなのです。これはもしかしたら将来の主役になる可能性を秘めてます。簡単に説明すると、20度くらいで気体、10度くらいで液体の物質を冷媒にして表層の20度付近の海水で気体にしてタービンを回して深層の10度くらいの海水で液体に戻すと言うものです。

しかも海水温は安定しているので一年中発電し続けるらしいのです。メンテナンスや海水温度差のある場所を探さなくてはいけませんが、一旦稼働してしまえば無限に発電し続けてくれます。この前、商船三井が商業化するって話がありました。他の会社も参入してくるでしょうからどうなるか分かりませんが、大化けの可能性はあります。動向に要注意です。

タイトルとURLをコピーしました