前回は配当の話をしました。今回は株を売る話をしたいと思います。
前回までのおさらい。
状況確認
あなた:株2枚
A,B,C君:株各1枚
店舗数3
内部留保:350万円
株を売りたい
ピンクラーメンの快進撃を聞きつけたD君はピンクラーメンの株を欲しいといって来ました。元々はD君が主催のラーメン食べ歩きメンバーで発足したしたメンバーだったこともありD君とは面識もありました。ちょうどその時A君の子供が大学に入学することになり、急場の資金が必要になりました。
そこでA君とD君は株の値段について交渉することにしました。
A君の提示した値段(一株あたりの価値)
店舗価値150万円 内部留保70万円 プラス事業価値50万円 270万円
D君の提示した価格
店舗価値100万円 内部留保70万円 プラス事業価値60万円 230万円
D君は店舗の修繕等を見込んで店舗価値を安く見積もりました。
売買成立
そこで両者は間の250万円で手を打つことにしました。株の売買成立です。
もともと1株あたり50万円の出資でしたので200万円の儲けです。ここから税金40万円が引かれて160万円の儲けになります。
株を売って儲けたお金はキャピタルゲインと呼びます。また、配当金のことをインカムゲインと呼びます。
たまに出てくる事があるのでおぼえておいてください。
状況確認
あなた:株2枚
B,C,D君:株各1枚
店舗数3
内部留保:350万円
次回は株式の分割についてお話ししようと思います。