みなさまお疲れ様です。
日本製鉄が動き出しました。
前回の続きです。
そういえば新日鐵って言ってましたけど、名前変わってたんですよね。昔の癖で新日鐵って言ってました。
あれから色々ありましたね。
まず、クリーブランドクリフスCEOゴンカルベスの発言
「中国は悪だ。中国は恐ろしい。しかし、日本はもっと悪い。日本は中国にダンピング（不当廉売）や過剰生産の方法を教えた」
これは一理あるかなとは思います。韓国のポスコと中国の宝山鉄鋼に製鉄の技術を教えたのは日本製鉄ですから。でもそれは政治的な側面もあるので一概に日本製鐵が悪いというものでもないと思います。
しかし、さらにやばい発言が
「日本よ、気をつけろ。あなたたちは自分が何者か理解していない。1945年から何も学んでいない。私たちがいかに良心的で寛容かを学んでいない。我々の血を吸うのはやめろ、我々はアメリカ人だ。我々はアメリカ人を愛し、アメリカを愛している」
まぁよくこんなことを企業のトップが言えたもんです。日本の社長がこんなこと言ったら例え北朝鮮のことを悪く言っても叩かれるかもしれません。
このゴンカルベスという人、なんとブラジルから帰化した人なんです。おい！！お前がそこまでアメリカ愛を語るか？？むしろアメリカの血を吸ってるのは・・・・・。
そもそもクリーブランドクリフスはUSスチールの件で日本製鉄に競り負けて悔しいだけなのです。
そこで今回の日本製鉄の買収の妨害です。
そこで立ち上がったのが我らがヒーロー石破茂です。
トランプと会談してこれは買収ではなく投資だって言って、トランプも投資なら大歓迎ってことになったらしいです。
石破茂は相変わらず経済音痴です。投資では意味がないんです。経営権を手に入れることに意味があるのです。
日本製鉄の狙いがどこにあるか分かってないんです。日本製鉄は2012年に住友金属を買収しています。それは鉱山が欲しかったからです。
今回もそうなんです。
日本製鉄の資料を見ればわかります。
資料の11ページ目を見ればわかりますけど、日本製鉄が欲しい技術なんてありません。
資料の16ページを見てください。本当に欲しいのはKeetac 鉱山なのです。
鉱山を買収するついでに近くの製鉄所を整備しようというのが本音なんです。
なんだかんだで月曜日は日本製鉄に失望売りが入りました。決着はもう少し先になりそうです。
仮に投資となると設備投資をする代わりに鉱山の利権を分けてもらうというのが落とし所かなと思います。ますます目が離せません。
現在のポジションです。
NTTを売りました。全体的にポジション抑えめです。
フジテレビがどんどん上がってますね。やっぱり放送権がなくなるんでしょうか？
それではまた。
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