✦ CONTENTS ✦
SECTION 01
覇権の移ろいという視点
相場を揺らす背景には、世界の力関係の変化があります。まずは大きな枠組みから見ていきます。
🌐 レイ・ダリオが語る「覇権国家の遷移」
最初にお断りしておきますと、ここからのレイ・ダリオ氏のお話は、私が著書を直接読んだわけではなく、紹介記事や解説を通じて知った内容です。細かいところで正確でない部分があったらごめんなさい。「こんなことを言っている人なんだな」くらいの気持ちで受け取っていただければ幸いです。ダリオ氏は投資の世界ではビッグネームの一人で、著書『Principles for Dealing with the Changing World Order』(日本語版は『世界秩序の変化に対処するための原則』)の中で、過去500年の歴史から覇権国家の交代パターンを分析しています。基軸通貨を持つ国は、オランダ(17世紀)、イギリス(19世紀)、アメリカ(第二次大戦後)と移ってきたとされます。オランダは東インド会社に代表される貿易と金融の発達でギルダーが世界の通貨となり、イギリスは産業革命と強い海軍を背景にポンドが、アメリカは二度の世界大戦を経て突出した経済力と軍事力を手にしてドルが基軸通貨になった、という流れです。衰退の要因としては、債務の増大、国内の格差や政治的な分断、そして挑戦国の台頭が挙げられていて、現在はアメリカが後期にあり、中国が挑戦者として台頭している、という見立てだと私は理解しています。ここから先は、この枠組みを借りながら、いまの相場や世界情勢を私なりに読み解いてみます。
🇺🇸 「トランプ氏を失う」ことの意味
好き嫌いは別にして、トランプ氏の影響力が弱まることは、アメリカの覇権が弱まることにつながる、というのが私の見方です。仮に2028年の大統領選で民主党(カマラ氏)が政権を握れば、国際問題には深く関わらない、いわば「普通の何もしない国」になってしまうのではないか、という懸念もあります。今回の中間選挙の結果を受けて、世界の力関係が変わりつつある局面に入ったと感じています。
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SECTION 02
揺らぐパワーバランス
アメリカの求心力が弱まったとき、現実の世界ではどんなことが起こりうるのか。身近な例から考えます。
🏭 JTのロシア事業と、仕掛けられたタイミング
先日、JTのロシアの工場がロシア側に取られてしまった件がありました。私はこれを、中間選挙の結果を受けて、プーチン氏が「いまなら動ける」と仕掛けてきたものだと読んでいます。トランプ氏が強ければ、日米で抗議し、ウクライナへの支援も続くという流れになったはずですが、今はアメリカに力がないと見られたのではないでしょうか。同じようなことは、ロシアに限らず中国でも起こりうると思います。アメリカに頼りきれない時代に、日本企業も私たち投資家も、パワーバランスにこれまで以上に気を配る必要があります。
🗾 アメリカが弱くなったら、台湾はどうなるのか
アメリカが弱体化したとき、ロシアと中国を誰が牽制するのかは大きな問題です。気になるのは、アメリカと台湾を切り離そうとする動きがあるのではないか、という点です。NVIDIAをはじめ、アメリカのIT企業には台湾にゆかりのある方が少なくない印象があります。もしアメリカ国内でIT業界への反発が強まり、それが台湾への反感に結びつくようなことがあれば、台湾有事の際にアメリカが協力しない可能性もゼロではない、と考えています。これはあくまで私の推測ですが、日本がアメリカ頼みではなく、自前で何を備えるべきかを考えるきっかけにしたい話です。
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SECTION 03
都市伝説として聞いてください(そういうの嫌いな人は飛ばしてください)
ここからは裏付けのない、あくまで個人的な推測のお話です。
CHAPTER Index
🕯️ 【都市伝説枠】2028年に備えておいたほうがいい理由
ここからは、何の裏付けもない個人的な推測で、あくまで都市伝説として聞いてください。中国やロシアが日本や台湾に動くなら、まず日本にある米軍基地を無力化する必要があります。その視点で見ると、2028年のアメリカ大統領選で民主党が勝つシナリオの時期が最も危ないのではないか、と考えています。そして、日本の軍事力やライフラインが一時的に止まるような事態が起きたら、その隙に動く、という筋書きも想像できます。それを意図的に起こせたら(ここが確証ないんですけど)・・・・もちろん都市伝説の域を出ませんが、災害はいつ起きてもおかしくありません。2028年はいろんなことに気をつける必要があるかなって思ってます。
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SECTION 04
投資状況
最後に、私自身の投資状況と、これからの向き合い方についてまとめます。
📉 金曜の暴落、いくら負けたのか
金曜の暴落での損失は、およそ110万円でした。最初は120〜130万円ほどと見ていたので、100万円で済んだ、というのが正直なところです。幸いフルポジションではなかったため、若干深い傷で済んだということろです。損したから還付金が入ったのかもです。
🧭 恐怖と向き合いながら、ポジションを積み直す
週明けも不安定な動きが続くでしょうが、落ち着いたら少しずつポジションを積み直していくことが大事だと考えています。辛い局面でポジションを取らないと、結局取れずに終わってしまう、というのが私の経験則です。2013年にアベノミクスが始まり、私は2015年頃から運用を休止状態にしました。もし続けていれば約3倍になっていたところが、実際には1.5倍程度にとどまっています。恐怖と向き合う必要はありますが、本当の暴落のときだけは少し避難したほうがいいとも思っていて、このバランスが難しいところです。しばらくは様子を見ながら進めていきます。


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