20260919 日銀金融政策決定会合 あいつ寝た。

SNSフォローボタン
pinkをフォローする
投資日記

今週も気になったことを、いくつかまとめておきます。堀大輔氏の睡眠企画の顛末から、日銀の利上げ、金利という制度そのものへの違和感、そして揺れるドイツの話まで。最後に少しだけ、投資の話も添えておきます。

CHAPTER 01

😴 堀大輔の「一週間30分睡眠」、二日目で沈む


あいつ寝た・・・・・・

一週間、30分睡眠だけで過ごすという企画が話題になっていましたが、結果はご存知の通りです。二日目にはすでに寝てしまい、その後は「パワーナップ」と称して仮眠を挟むようになりました。30分睡眠という前提のもとでの仮眠であれば、本来は2分か3分程度に収まるはずですが、実際には30分、1時間と眠ってしまっていたようで、企画そのものの前提が崩れてしまっていたように見えます。

個人的には、麻雀の世界であれば二日連続の徹夜、三日連続の徹夜くらいは珍しくないという感覚があるので、二日目で力尽きてしまったという結果には少し驚きました。眉唾だとは思っていましたが、ここまでとは思っていなかった、というのが正直なところです。もっとも、こういう企画を毎回追いかけてしまう自分にも、多少の責任はあるのかもしれません。

✦   ✦   ✦

CHAPTER 02

🏦 日銀、利上げペース最速で1.25%へ

日銀は9月18日の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%引き上げて1.25%とすることを決めました。

SOURCE

日本銀行「金融政策決定会合における主な意見」(2026年9月18日)の原文はこちらをご確認ください

READ PDF

今回は予想通りって感じですね。長期国債の買い入れについては、6月の会合で2027年4月以降は月2兆円程度で固定するとすでに決めているため、今回改めて言及される場面はありませんでした。長期金利への新規のインパクトはそれほど大きくないだろうという見方で、自分としては問題ないと思っています。

✦   ✦   ✦

CHAPTER 03

💴 金利という制度そのものへの違和感

利上げのニュースを見ながら、以前から思っていることを書いておきます。お金を持っているというだけで金利が発生するという仕組みに、そもそも違和感があります。これがドル建てで国債を発行している新興国の話であれば理解できるのですが、円建ての国債は、政府が発行してそれを日銀が引き受けるだけの話です。そこに金利を乗せる必然性は、本来はないはずだと思っています。

一般的には、金利はインフレを抑制するための装置だと説明されます。金利がなければ誰も国債を買わず、財政ファイナンスが際限なく進んでしまい、それこそが通貨価値の毀損、つまりインフレに直結するという理屈です。ただ、自分の考えはむしろ逆です。金利が発生するということは、その分だけ新しいお金が生まれるということでもあります。つまり金利という仕組みそのものが、お金の価値を目減りさせる方向に働いているのではないかと思っています。もちろん、これは通貨発行権を持たない国には当てはまらない話で、あくまで円建てで完結している日本に限った見方です。

✦   ✦   ✦

CHAPTER 04

🇩🇪 揺れるドイツ ― AfD・VW・ユーロ・NATO

ここ最近、ドイツ関連のニュースが立て続けに気になったので、まとめて書いておきます。切り口は別々ですが、根っこは一つにつながっているように見えます。

🗳️ AfD、ザクセン・アンハルト州で43.8%の大勝

9月6日、ドイツ東部のザクセン・アンハルト州議会選挙で、極右政党AfDが得票率43.8%を獲得し、圧倒的な第一党となりました。全83議席中39議席で、単独過半数の42議席には3議席届いていませんが、これまで州政権を率いてきたCDUは37.1%から17.2%へと大きく後退しています。単独過半数を逃しているため、政権を組むとすれば極左のBSWとの連立という組み合わせしか残っておらず、実現すればドイツ史上初の極右州首相が誕生することになります。

今回勝利したのは旧東ドイツの州です。自分が子供の頃にはまだ東西ドイツという区分けがありましたが、統一後、旧東ドイツ側に産業がきちんと根付いたかというと、正直なところ心許ない部分があります。そこに募った不満が、今回のAfD大勝の土壌になっているのではないかと見ています。旧共産圏という文脈で見れば、ロシア寄りの空気が入り込む余地がある地域でもあります。

なお、これとは別の話として、2025年9月にノルトライン・ヴェストファーレン州の地方選挙を前に、AfD候補者6~7人が短期間のうちに相次いで死亡するという出来事がありました。SNS上では不自然だという臆測も広がりましたが、警察当局はこれらの死亡に犯罪の証拠は一切ないとして自然死の立場を取っており、内務省は他党の候補者にも同時期に死者が出ていたと説明しています。事実として確認できるのはここまでで、その先の「裏で大きな力が動いているのではないか」という部分は、あくまで自分の推測として書いておきます。東西の分断線が、今も形を変えてドイツ社会の底に残っているように感じられてなりません。

🏭 フォルクスワーゲン、10万人リストラの重み

フォルクスワーゲンは9月3日の監査役会で、既に進めていた5万人の人員削減に加えて、新たに5万人を追加削減する方針を承認しました。合計で10万人規模、グループ全体の約15%にあたり、全従業員のおよそ6人に1人が去る計算になります。国内4工場の用途転用や、2035年までの車種数半減も含まれる大がかりな再編です。背景には中国メーカーの急成長とEV需要の伸び悩みによる業績悪化、欧州工場で50万台を超える生産能力の余剰があります。

この迷走の起点をたどると、ディーゼルゲート事件に行き着くと考えています。ドイツはダウンサイジングターボ付きディーゼルという路線で勝負していましたが、不正発覚でその路線が事実上潰れ、EVへ舵を切らざるを得なくなりました。当時のドイツには、英仏を巻き込みつつ様子見をしていた、五分五分くらいの温度感があったはずだと見ています。中国でEVが売れていたこともあり踏み切った側面はあるはずですが、そのEVも今になって失速し、今さらディーゼルに戻ることもできない。VWの大リストラは、その手詰まりが表面化した結果だと思います。自動車ってやっぱりドイツ工業の鍵ですからここを手放すと雪崩のようにドイツ経済が崩壊していく感じがしてます。

⚡ ガス途絶とユーロの構造的な欠陥

そこに追い打ちをかけているのが、ロシア産天然ガスが入ってこなくなったことです。フランスから電気を買うような状況になっており、工業国としてのドイツの足元は、思っている以上にしんどい状態にあると見ています。そしてこれは、ユーロという通貨そのものが抱える構造的な欠陥を改めて浮かび上がらせているように思います。複数の政府がありながら、中央銀行と通貨は一つしかない、という仕組みです。

ドイツが稼いでも、ユーロという固定された通貨のおかげで輸出競争力が目減りしない、という構造のもとで、これまでドイツはある種の一人勝ちを続けてきました。その主柱であるドイツがここでこけてしまうと、ユーロ圏全体が道連れになりかねません。ドイツが崩れるということは、全部が崩れるということだと考えています。

🛡️ NATOという装置、日米同盟という装置

ここから先は、完全に自分の見方として書きます。第一次世界大戦も第二次世界大戦も、大きな構図で見ればドイツ対その他大勢という戦争でした。イタリアのような例外はありますが、積極的な参加国ではなかったように見えます。第二次大戦についても、日本ではアメリカの活躍が強調されがちですが、実質的にはドイツ対ソ連という戦いで、他の国々が早々に敗れていく中、ソ連が粘り抜いてドイツを倒したという側面が大きいと考えています。

そのうえで今のNATOを見ると、ロシアを牽制する仕組みであると同時に、ドイツを野放しにしないための仕組みでもあると考えています。ドイツを再び自由にしてしまうと、第三次世界大戦のような事態も絵空事ではなくなる。だからこそNATOという枠組みで、ソ連(ロシア)とドイツの両方を同時に抑え込んできたというのが自分の見方です。今回AfDが躍進したことで、そのタガが少しずつ外れていくのではないかというのが、正直なところ怖いと感じている点です。

似たような構図は、日米同盟にもあると考えています。アメリカが本当に恐れているのは中国そのものというより、日本だと思っています。日本が中国側に寝返ってしまえば、アメリカは覇権を事実上100%失い、付け入る隙がなくなります。だからこそアメリカは日本を手放すわけにはいかず、その前哨戦にあたる台湾も手放せない、というのが自分の見立てです。同盟というものは、弱い側を守るためだけでなく、強くなりすぎる側を縛るための装置でもあるのだと思います。

✦   ✦   ✦

CHAPTER 05

📈 スケカワ電機、ストップ高からの一服

保有しているスケカワ電機が先週ストップ高となりました。もともとこの銘柄を買った理由は、核融合の普及が進めばセンサー需要が伸びるだろうという読みからでしたが、今回の材料はアメリカの小型原子炉関連のニュースだったようで、思惑とは違う形でのストップ高になりました。その後はじりじりと値を戻し、結局は小幅高というところで着地しています。狙いとは違う理由での急騰でしたが、ポジションとしては一息つけた、という程度の受け止め方をしています。先週からは微増って感じですね。

RETURN TO TOP

ブログのトップページはこちらからご覧いただけます

HOME PAGE

タイトルとURLをコピーしました