✦ CONTENTS ✦
配当落ちで感じたやるせなさ
日経平均は上がったが、中身は半導体主導
10月相場はどこまで戻るか
防災庁の設置は、すでに織り込み済みか
長期的には需要が消えない分野
利上げの裏で動く長期金利
個人向け国債に注目し始めた
虎の子の現金の置き場所
過去10年の利率推移
SECTION I
今週の相場を振り返る
CHAPTER INDEX
💸配当落ちで感じたやるせなさ
今週は、9月分の配当権利落ち(29日)がありました。もらえる配当はおそらく20万円ほどなのに、評価額は60万円も下がってしまい、差し引きでマイナス40万円。「なんで配当より下がっているんだ」と、正直やってられない気持ちになりました。
📈日経平均は上がったが、中身は半導体主導
日経平均そのものは上がっていたのですが、振り返ってみると、やはり半導体主導の上げだったという印象です。指数は上がっているのに、自分のポートフォリオは下がる。このズレも、やるせなさに拍車をかけました。この現象は今年何回見たことでしょうか。
🍂10月相場はどこまで戻るか
10月に入り、9月末の落ち込みからどこまで戻してくるのかが気になっています。配当落ちの影響が一巡したあとの値動きを、落ち着いて見ていきたいと思います。
✦ ✦ ✦
SECTION II
防災関連株と防災庁
CHAPTER INDEX
🏛防災庁の設置は、すでに織り込み済みか
11月2日に防災庁が設置される予定です。私が持っている防災関連の銘柄が、ここからどこまで上がるのか。それとも、すでに株価に織り込まれているのか。設置は既定の事実ですから、材料出尽くしになる可能性は十分にあります。一方で、世間的にはそこまで関心を持たれていない印象もあり、話題に上がれば買われる余地もあるのでは、とも感じています。
🌊長期的には需要が消えない分野
ここ数か月の大雨などを見ていると、防災やインフラ整備の重要性をあらためて感じます。災害がなくならない限り、この分野の需要は消えません。短期の織り込みと、長期の需要は分けて考える。そう割り切って、じっくり付き合っていくつもりです。
✦ ✦ ✦
SECTION III
金利上昇と個人向け国債
CHAPTER INDEX
1. 利上げの裏で動く長期金利
2. 個人向け国債に注目し始めた
3. 虎の子の現金の置き場所
4. 過去10年の利率推移
🏦利上げの裏で動く長期金利
9月に日銀が利上げを行い、超短期金利(1日だけ借りるお金の金利)は1.25%になりました。0.25%の引き上げです。ニュースでは、この1.25%ばかりが注目されているように見えます。ただ、長期の金利は国債の金利に引っ張られます。これまでは日銀が国債を大量に買い支えていたので金利が低く抑えられていましたが、2024年6月に出口戦略として買い入れを絞る話が出たことで、いま長期金利が上がっています。「円が弱い」「国の信頼がなくなった」といった見方は的外れで、長期金利の上昇は既定路線だと私は考えています。過去の記事も見てください。
📘個人向け国債に注目し始めた
そこで最近、個人が買える「個人向け国債」に注目し始めました。いまの利率は2%前後まで上がってきています。私はすべてを株に入れているわけではなく、4割を現金で持ってます。その現金を、国債で持っておくべきではないかと考えています。
🔒虎の子の現金の置き場所
物価が上がれば、現金の価値はその分だけ目減りしていきます。老後資金のような「絶対に手をつけない虎の子」で、株に回さない分は、元本が減りにくい国債で持つのがいいのではないか。そう思い始めました。私が取引している三菱UFJ eスマート証券(旧カブドットコム証券)の口座でも、月に1回の募集で簡単に買えそうなので、近いうちに試し買いしてみるつもりです。株の資金は回したくないので、新たに入金して買います。株と国債が同じ口座に混ざると株の成績が見づらくなるのがちょっと嫌ですね。
📊過去10年の利率推移
参考までに、固定5年と固定3年について、過去10年の9月募集分の利率を並べてみました。固定タイプは、買った時点の利率が満期まで変わりません。(変動10年もあるんですけど間違うと嫌なので割愛してます)2016年から2022年までは最低保証の0.05%に張り付いていて、2023年から上がり始めたことが分かります。
| 募集月 | 固定5年 | 固定3年 |
|---|---|---|
| 2016年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2017年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2018年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2019年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2020年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2021年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2022年9月 | 0.05% | 0.05% |
| 2023年9月 | 0.21% | 0.05% |
| 2024年9月 | 0.51% | 0.38% |
| 2025年9月 | 1.12% | 0.93% |
| 2026年9月 | 2.24% | 1.96% |
※各年9月募集分(10月発行)の利率。年率・税引前。出典:財務省「個人向け国債の発行額の推移」
✦ ✦ ✦
SECTION IV
国債と通貨発行への素朴な疑問
CHAPTER INDEX
🤔なぜ国債に利子をつけるのか
ここからは、素人の素朴な疑問です。日本は自国通貨建てで国債を発行しています。国債は市場に流通し、日銀が市場から買い入れることで、最終的にお金(円)になります。それなら、最初から政府が円を発行すればいいのではないか。ドルのように通貨発行権の問題がある国とは違い、日本にはできるはずなのに、なぜわざわざ国債を挟むのか。もしかすると「利子をつけるための仕組み」ではないか、と思いました。政府が直接発行すると、利子をつけられません。工事のたびに利子を上乗せして配るわけにもいきません。国債にしてから円にすれば利子がつけられ、他の国と同じ仕組みになって都合がいい。意図的にお金の量を増やしてインフレにするための仕組みなのか、国債を通さない通貨発行にどんな問題があるのかもう少し考えないとって思ってます。過去にも少し触れたのでこちらも見てください。
🧭仕組みを疑いつつ、現実的に立ち回る
仕組みそのものへの疑問は尽きませんが、いまの流れが続くのであれば、投資家としてはその流れに乗っていくしかないと思っています。株での運用と、国債での備え。両方を持ちながら、これからも少しずつ検証していきます。
✦ ✦ ✦
SECTION V
今週の投資成績
CHAPTER INDEX
📝今週のひとこと
今週は配当に振り回され、日経平均の上昇とはちぐはぐな相場になってしまいました。少しもやもやした一週間でしたが、気持ちを切り替えて、来週からまた頑張りたいと思います。


✦ ✦ ✦

